この間テレビで、前の東京オリンピックの時に選手村でお料理を作っていた料理人を主人公としたドラマをやっていました。1964年、55年も前のことですから今のように海外の食事情もあまり知られていず…。各国の選手の口に合うようにと料理を考えお作りになった料理人の皆さんのご苦労がうかがえるドラマでした。
ミディアムで焼いて出したステーキに外国人選手が「No!」と言い、中までしっかり焼いて固くなったステーキを「これなんだ!これが美味しい。」と食べるわけです。びっくりして見ていた料理人に総監督が「料理はその人の生活からできている」と語るのですが…。
まさに、その通りなんですね!短く簡単な言葉でしたが、とても奥深い言葉だと思いました。 どの国、地域も同じように食材が豊かではなかったり…。暑い所では食べ物がいたみやすかったり、衛星面での環境が悪い所あったりと…。ほんとうにいろいろ変わってきます。それぞれの国や地域で生活する上でできたものが、良い料理となるのでしょう。
前置きが長くなりましたが…。ドラマを見ていて思い出しました。長く中国に単身赴任していた元夫が「中国では目玉焼きが両面焼いてあるんだよ」と教えてくれたことを。中国では半熟は危険(生産課程や流通に不安がある)という認識が高くて、黄身は完全に火を通して食べるのが普通なのだそうです。
今日はその「リャンメン焼き」(両面のことをそう呼んでいました)を私流に…。夕食のおかず向きに、ズッキーニやトマトのあんをかけてみました。たまごも新鮮なので半熟です。新鮮ですがお弁当に入れる時は完全に焼いてくださいね。
リャンメン焼き(両面目玉焼き)の夏野菜あんかけ
材料(2〜3人分)
- 卵 3個
- 玉ねぎ 1/6個
- ズッキーニ 5㎝
- ミニトマト 5〜6個
- スープ 150cc
- 醤油 小さじ2
- 酢 小さじ1
- 塩、胡椒 少々
- 片栗粉 小さじ1
作り方
- 玉ねぎは薄切り、ズッキーニは細く切る。ミニトマトは輪切りにする。
- ボウルに調味料をすべて合わせておく。
- フライパンに油小さじ1(材料記載外)を熱し、割った卵を一個ずつ焼く。白身が固まってきたら形を整えて裏返し、固まったら取り出す 。
- 空いたフライパンに油少々を足し、玉ねぎとズッキーニを入れて炒める。
- 4が少ししんなりとしてきたらミニトマトを加えて炒める。
- 合わせておいた調味料(片栗粉が沈殿している)をよく混ぜて5に入れ、混ぜながら中火で煮る。
- 6にとろみがついてきたら火を止める。
- お皿に両面焼きを盛り、上から7をかけて出来上がり。
やっぱり黄身はトロトロがいいですね〜・笑
ランキングに参加しています。
↓ポチッと応援お願いします!
コメント