「甲斐の山々〜♪ 」山梨のほうとうはご存知でしょうか?
「うまいもんだよ、カボチャのほうとう」と言って、山梨県民だけでなく今や県外の人たちにも愛されている熱々の味噌味の饂飩です。麺を下茹でせずに、生から煮込むのが特徴です。麺の粉気で汁がとろりとするので保温効果もあって、具の野菜もたっぷり。厳しい甲州の空っ風にも持ち堪えるパワーの出る食べ物。昔の人ってすごいですね!ちゃんとその風土にあった食べ物ができている、と感心してしまいます。
その夏バージョンがおざら。麺はほうとうと同じ、もしくはそれより薄くて幅の狭いものもあるようですが…。漬け汁はなぜか(さっぱりするからかしら?)醤油味です。昔はどの家でも麺も作って…。具は畑から取れたもの。インゲンやミョウガなんかもよく入っていたなぁ。
おざら (冷やしほうとう)【郷土料理】
材料(2人分)
- ほうとう(生麺) 2人前
- 油揚げ 1枚
- ネギ 1/2本
- なす 1/2本
- しいたけ 2〜3枚
- オクラ 2本
- パプリカ(にんじんでも)1/5個
- 大葉 3枚
- 出汁 4cup
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
作り方
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- ほうとうはたっぷりの湯で茹でて、冷水で締める。
- 油揚げは短冊に、ネギは2〜3㎝長さに切る。なす、しいたけ、パプリカは細切りに、大葉は千切りにする。オクラはヘタを取っておく。
- 鍋に少量の油(材料記載外)を熱し、ネギを焼く。
- ネギに少し焼き色がついたら出汁(だしパック+水)を注ぐ。
5. 沸騰してきたら、油揚げとなすを入れて少し煮る。
6. 残りのしいたけ、オクラ、パプリカも加えて煮る。
7. 6に醤油、みりんで味付けをする。
8. ほうとうを器に盛り大葉をのせる。汁も器に盛って出来あがり。
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