昨夜の雨は雪に変わらず…。
でもまだシトシト雨が続いているので家でゆっくりと過ごしています。
今日はお正月休みのことを書きましょう。
今年は初めてひとりきりの年越しでした。
年越しと言ったって、いつもと同じように日付けが変わるだけのことなんですが…。
やっぱり年が変わるってちょっと違ってちょっと淋しい！？
と思ったそこへ…、電話が鳴りました。
「もしもし、おかあさん？」（男性の声）
年始早々なりすまし詐欺？ とは違います。笑
なんとですね、上の娘が受験の時にお世話になっていた家庭教師（当時大学生）の先生が、毎年お電話をくださるのです。
もう10年以上も続いています。
最初の頃は娘ふたりもいたので順に代わって話していたのですが、その娘たちも一抜け二抜け。
今年はもう来ないかなーって思っていたんですが…。
「おかーさん、ひとりですよね」と心配してくださったのでした。
優しい息子みたいでしょう。いつもですが、いつも以上に嬉しかった！
2021年お正月
さて、日は越していたけれど一旦寝て、元旦の朝。
夕方から県内の次女夫婦が来ることになっていたので、朝からお雑煮の準備などしていました。
おせちは今年は作らなかったです！
昨年のように買いもいただきもしなかったので、じゃあ何を食べるの？という感じでしたが…。
娘がお雑煮があればそれでいい！と言っていたので、かまぼこと伊達巻と数の子をちょっと買ったくらいでした。
それらを並べ終わって、昨晩煮た筑前煮を温めなおして器に盛って置き、
まず自分だけのお雑煮タイム。
一年の始めですから気持ちを新たにいきたいと、
昨年末に手漉き和紙の工房で真っ白な紙を漉かせていただき、
敷き紙を作っておきました。
（手漉き和紙体験のことについては、次回ブログに書く予定でいます）
コロナ退散！とか書けばよかったかな。
こんなに長くなるとは、思っていなかったです。
とにかく、今年一年が健康で過ごせますように…。
お雑煮・その一
我が家のお雑煮は基本薄い醤油味です。
お出汁を昆布で取って、
鶏肉を細かく切って入れるので、鰹節は使いません。
鶏肉から出る余計な油とアクをよくすくって取り、その中に大根の薄切りやシイタケも入れて煮、最後にかまぼこを加えます。
かまぼこは煮過ぎないように。
今回は菜花（先に茹でておいて後からのせ）ですが、三つ葉の時はさっと汁の中を通してしんなりとしたら結んで飾りにのせます。
刻んで汁に入れてしまっても構いません。
お椀の中に焼いたお餅を置き、鶏肉、かまぼこ、菜花（三つ葉）を入れ、イクラをのせて、そっと汁を張って出来上がりです。
お雑煮・その二
娘たちがきたので、元旦二度目のお雑煮。
娘の好きなシイタケにタケノコもプラス。
イクラは苦手なのでイクラのトッピングはありません。
代わりに柚子の皮の千切りを入れました。
柚子の皮の裏側のワタ、白い部分はきれいに削いで使います。
苦味が出ますので…。
かまぼこは別に出してあったので、お雑煮には入れず生麩にしました。
娘はなんと言っても煮物好き、な安い子でして・笑
妊娠中なのでお刺身やお寿司もいらないと、こんな感じのお料理。
旦那さんは、圧力鍋かけ過ぎてとろけてしまった煮豚を喜んで平らげてくれました！
足りなくてはいけないと、暮れにヨーカドーの物産展で買っておいた長野善光寺のおやきを焼いて出したりもしましたが…。
一番人気⁉️は、秋田いぶりがっこにクリームチーズを添えたもの笑
これほんと美味しかったですよ❣️
お雑煮・その三
楽しい宴から一夜明け、二日目のお雑煮は毎年白味噌の京風お雑煮です。
お出汁は元旦と同じで昆布出汁。
それに白味噌を加えてよく溶きます。（丁寧に作る時はそれを濾して鍋に入れます）
里芋は六方に切り（六角形になるように皮を剥く）、前日までに薄味で煮ておきますね。
薄味でも芯まで味がしみていないと美味しくないので。
ほうれん草も先に茹でておきます。
お鍋に白味噌仕立ての汁を入れて鶏肉を加えて煮、
里芋とお餅（焼かない）を加えて、お餅が柔らかくなったら具材を先に
お椀に並べてほうれん草を加えて汁を張ります。
柚子をあしらって出来上がりです。
お醤油味とはまた違った、まろやかで優しいお雑煮ですよ。
おせちチャーハン
オマケのお料理をひとつ。
かまぼこや伊達巻、など何回もだと飽きてしまいます。
食べきれそうにない時は、まとめてチャーハンにしています。
三つ葉と煮豚の端っこも入っています。
なかなか贅沢なチャーハンでしょう？
味付けはほんの少し、塩こしょうしただけ。最後にごまを振りました。
甘いもの、しょっぱいものも入って宝箱のように美味しいチャーハンです。
白味噌仕立てのお雑煮用に煮た里芋も、柚子の皮を下ろして薄くずあんに加えてリメイクしました。
食材は極力捨てない、美味しく食べきることも大事ですよね。
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