環軸関節亜脱臼ってなに?

私がどうしてこの病気になったのか?
理由は全く分かりません。
病名すら知らなかった。
医師にも尋ねられたのですが、これまで交通事故に遭ったこともなくプロレスラーのように首に過激な負担をかけた覚えもないのですが。
やはり該当するのは「老化」ということなんでしょうかね。
頸椎(首の骨)の一番上の骨が変形し2番とズレてしまっていて不安定な為、転んだり頭をぶつけたりしたら脊髄が損傷し、呼吸不全や半身不随となってしまうのだそうです。

できるだけ早く入院と手術をということで、1月の終わりに入院し手術を受けました。
お産以外では初めての入院・手術、そして長期の療養生活となりました。その備忘録です。
首が回らない
私が首の異変をはっきりと感じたのは昨年の夏の終わり頃でした。
朝起きた時から首が痛くて寝違えたような感じがしました。
服を着替えたり、車に乗って横を向こうとするたびに首が回らず、痛いなあーと。
1週間くらいは仕方ないんだろう、と思いながら2週間経っても3週間たっても治らないので、かかりつけの整形外科に診てもらいました。
レントゲンを撮り、右手の痺れも少しあったのでリウマチの検査(血液・尿検査)もしました。

検査の結果は翌週の診断で、リウマチは大丈夫とのことでしたが、レントゲン写真で先生が先述のように「頸椎1番が気になる」と専門医に診てもらうことを勧められました。
MRIと筋電図検査
そこが今回手術を受けた病院です。
個人経営の50人ほどを受け入れられる急性期入院設備のある整形外科病院でしたが、20人もの医師がいらして、それぞれ頸椎とか膝、腰など専門の部位を担当されていました。
もちろん私の担当は頸椎を専門とする先生で、レントゲン、CT、MRIを撮り(骨だけのもの、動脈との関わりのものなど)ました。
腕などに針を刺して電気を通し、反応で症状がどこからきているかを調べる筋電図という検査もしました。
全ての検査の結果を踏まえて先生が骨の模型を使って丁寧に説明もしてくれました。
首には大きな動脈がたくさんあるので、そこを上手く避けてインプラントで1番2番を繋げる手術をするそうです。
更に、MRI診断で5番6の脊髄も圧迫されてぺしゃんこに近くなっていることもわかったので(頸椎症性脊髄症:手が痺れていたのはそのせいでした)

「みんなまとめてやっちゃいましょうか」ということになりました。
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