湯村温泉旅館協同組合インバウンド向けメニュー完成試食会に参加して

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湯村温泉旅館協同組合インバウンド向けメニュー完成試食会に参加して

 

1月の終わり、地元甲府市の湯村温泉卿の組合がインバウンド向けのメニュー開発をされたということで、その完成試食会におじゃまさせてもらうことが叶いました。お料理の監修をなさったのは、山梨在住の料理家真藤舞衣子さんです。

(着席前の会場:湯村常盤ホテル 田舎家)

厄除け養生御膳

インバウンド向けメニューの開発は、地元FMラジオの番組『美食癒膳』(真藤舞衣子さんがMC)という番組の中で進行していき完成しました。そして2020/1/27、甲府湯村常盤ホテルのレストラン「田舎家」において完成試食会が催されました。

試食にはFMの番組内で募集したリスナーさん20名や、在日の外国人数人も招かれ、一人一膳(常盤ホテルさんのお料理を入れると二膳)ずつを前にし、和やかな試食会となりました。

こちらが真藤さんの作られた「厄除け養生御膳」です。

小皿が16皿、それに雑穀入りの発芽玄米ごはんと季節の野菜を入れたお味噌汁2品を加えた全18品。

お魚はふじのすけという、甲斐サーモンまたは茜鱒を塩麹に漬けたもの(または酒粕に漬けたもの)を使い、ワイン豚や、身延の湯葉、明野のサツマイモ、増穂のゆず、身延の竹炭他、県産のきのこや果実、そして湯村の温泉水を利用した温泉卵など、地産地消のメニューばかりです。

真藤さんのコンセプトが健康、発酵、養生とのことですが、いただいてみるとまさにそのとおりの身体に優しい、身体が喜ぶお料理。それはとても丁寧に作られたのだろうと伝わってくるお料理でした。真藤さんは二十代の時に京都の禅寺で一年間、精進料理を学ばれたそうで、そのご経験から精進料理をアレンジしたメニューとなっているのですね。

 

常盤ホテル料理長のアレンジ御膳

真藤さんのお料理を食べ終わる頃、会場にもなっている常盤ホテルさんの御前が運ばれてきました。真藤さんのメニューをアレンジした御膳です。

ホテルからの説明をお聞きすると、ホテルの規模からしても客様の客層は様々なため、例えば年齢や料金体制や、お酒を楽しむ方など、それぞれに合ったサービスをしていきたいという思いから、品数を加減したり、味付けも変えてみたりするようです。

ホテルらしい華やかさも加わった美しく美味しいお料理でした。

 

今回の試食会で同じ食材を使った、同じように作られたお料理を二とおりいただいたわけですが、どちらも同じものではありませんでした。お料理に著作権がないということに頷けます(お料理を撮った写真には著作権があります)

でもどちらもお料理のその先の、いただく人を想ってお作りになったお料理ということが感じられ、とても温かい時間を過ごすことができました。

「いかがでしたか?」と会場を周っていらした真藤さんとお料理についてお話させていただいたのも楽しかったです。今回このような会に参加させていただきほんとうにありがとうございました!

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